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空と桜と水の輪と

趣味で書いている小説の話題を中心に、気ままに綴るブログです。

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『ホワイトフィールド』掲載完了しました 

って、もはや半月以上前の話になってしまうんですが……。
外伝を含む第三部全編の掲載完了を持って、『ホワイトフィールド』が完結しました!

大概、書き終えた作品のことはすとんと忘れて(?)しまうタイプで、最後まで掲載を終えた時点で「さて、次はどうしようか」みたいな(笑) 何の感慨もなくあっけない感じだったのですが(仕上げ前の粗書きでとにかく最後まで形にした瞬間が一番感動したような気がする……)。
トータル二十年近く? かけて仕上げた作品への思い入れはどこへやら(笑)
まあ、通常運行です……。

だけど今、妙に落ち着いたというか、大きな区切りのついたような感覚でいたりはします。
ずっとこの物語の続きを探して小説を書き続けてきたのかもしれない、と思うくらいに……。自分では一応、個々のストーリー群が完結している時点で『完結』とみなしていたのですが、私の中で彼らはまだ生きて、旅の途上で、答えを探していたのかもしれません。
今回第三部を書いて、やっと旅の終わりまで連れてこられたというか。まあ彼らのこれからは続いていくのですが、あとは自分で頑張ってねというか(笑)
そういう所まで来れたのかなあと。

作品としてみれば色々と無茶すぎ、足りなさ過ぎなところはありますが。
まさしく書き上げたことに意味がある、そういう作品。
自分の中でもずっと探していたパズルのピースを、ようやくあるべき所へ嵌め終えたような。そうして一つの区切りをつけて、また新しい段階へ、進めるような気がしています。

さて、以下は第三部本編の作品メモです。(ネタバレ全開)
無駄に長いですのでお気を付け下さい……!
【硝子色の未来の先に】
この物語の中で最初に構想したのは、実は前半7話の一瞬の再会シーンでした。
構想したというか、はじめからあったというか……。細かいことは覚えていないのですが、第二部(本編)を書いたあとの流れで浮かんでいたシーンです。
第三部なんて夢にも考えていないころ、書くつもりもなくぼんやり浮かべていたネタのようなものでした。

なので流れとしてはイール寄りの感じですね。
イールはもともと第一部外伝『白の花跡』でレーンの一人称を補うために突発で作ったキャラクターで(笑)、実はこの当時のなんとなくの想定として、「イールはそのうちルージアを追う形で島を出る」というのがありました。
ラストシーンが何かそんな雰囲気になってるはず……。実際ごくさわりだけですが、彼が大陸に渡った後の話を書きかけたこともありました(余談ですが、第三部に出てくる彼の正式名はその時に付けたものです。当時は全ルルーク族にああいう長い名前がある想定だった気がしますが、めんどくさすぎるので限定しました。笑)
でもその後、第二部本編(当時は外伝の4作目)を書いたときに、「この子は死ぬまで島を離れないんだろうな」という風に、自分の中のイメージが変わったんです。
あと『白の花跡』でレーンが説明しているルルーク族とフェリア族の状況(双方ほぼ互角)が、「少年兵には知らされていないだけで、恐らく嘘だろう」というのが、私の中にあって。たぶん、石の街の民の方が強くて、森の民はやがて滅びていくだろう……と。
そのあたりの要素が絡んで、「ルルーク族が滅びる時、イールは島に残って最終攻勢に参加し、商人として現れたルージアに島の子供たちを託す」という想定だけ、意味も無くぼんやり私の中に浮かんでいました。

昨年のはじめ頃にホワイトフィールドの書き直しを決めた時、改めて舞台と登場人物の設定を詰めたのですが、実はその中で、とある人物(結局作中に出さなかった設定なので伏せます)に関して「族長の息子」であるという設定を付け加えました。
それ自体はイールとは関係なかったんですが、ちょっと設定のバランス的に唐突感があって、もうひとり神官職の家系のキャラが欲しいな……と思ったんです。それをイールにしたのはひとえに、もともとの薬師設定と親和性があったからでした。(神官であり医者である、ってドルイド的なイメージですね)
ただその族長の息子さん(しつこいですが伏せます)のエピソードの絡みもあって、ルルーク族が滅びるという想定が、このとき正式採用の流れになりまして。その際にイールが死ぬこと、ルージアが子供たちを連れて行く想定も、自分の中ではほぼ確定に近い形になっていきました。
それが物語としてはっきりしてきたのは、脳内にリーエが降ってきた瞬間からだったと思います(何でこの子が出てきたんだか良く覚えていないのですが……イールの神官職設定の絡みだったのは確か。当初はイールの喧嘩相手(!?)みたいな想定だった気がしますが、最終的にその辺はズレましたね)

ただ決定打として、第三部を書くと決めたのは、ルージア側の事情でした。
作り直した設定などを基に、第一部第二幕に手を入れた時に、当時は二幕の中で明記していたリエラさん(母)の死に関する設定が、どうしても入れられない……と気づいたのです。
設定自体というより、そのことにルージアが気づく理屈に無理がありすぎて。島にルルーク族の基地が一個しかない前提じゃないと成り立たないよね、ていう……。脱出に何日もかかる島なのに小規模すぎるよね……ていう……。(元原稿を書いた高校初期にそんなことは全く気づいていなかった)
色々考えたのですが結局、第二幕の中ではこの設定を削らざるを得なくなって。
でもそうなるとやっぱり、気づいて乗り越える経過が必要かな……と思ったんです。(ちなみに乗り越えるプロセスとしては、これまた全然別の経緯で第二部本編よりあとの時期に書いた、WFのパロディみたいな?作品がヒントになっていたりします)

そんな感じで、思いつきのネタにいくつかの要素を絡めてまとめたのが、第三部になります。
で、書き始めたらひとつ想定外の壁にぶつかって、ごちゃごちゃしたあげく外伝とか出来るんですが(笑) その話はまた記事を改めて。

【永遠の別れ】
エピローグとして書いた(というか、カクヨムに掲載する段になってその位置づけにした)短編の1つ目。
第三部全体(外伝含む。執筆時期としてはエピローグより外伝の方がかなり早いです)の形がざっくり出来上がった時に、だいたい作中で拾うべき要素は拾えたかなと思ったのですが、ひとつだけ、第一部第一幕のネリアの「ある一言」が拾えていないのに気づいて……。
私のせいなのかな、という言葉ですね。
ネリア側の罪悪感についても、私の中ではずっとテーマとして、引っかかっていたもので。先に触れたパロディみたいな話の中でも書こうとしたりしたんですけど(笑)
あまりきちんと描けないにしても、できれば触れておきたいかな、と思ったのと。結局ルージアの中でレーンのことはどう着地したんだろう……という自分の中の問題意識と絡んで、この短編が浮かびました。
二人が再会してくれればそれで良いような気もして、蛇足かな、とは思ったんですがね。補足説明のようなつもりでまあ、書こうかなと。
実際書いてみたら書きづらくて、やっぱりどちらのことも、ここまでの途中経過がちゃんと描けていないので。満足のいく出来にはなりませんでしたが、まあ書かないよりは良かったかな。

ちなみに「永遠の別れ」と連動して構想し、逆算で追加したのが第一部の「ティールーム」です。ふたつとも外伝なのにタイトルに色名がないことが密かな見分けポイントだったのですが、結局構成的には本編の中に紛れ込むような形にしてしまったので、ここはほぼ無意味になっている;

【葡萄畑と白地図】
エピローグの2つ目。こちらは打って変わって深い意図はなく、ただスマホになんとなく執筆用のアプリを落とした時に、試用のためなんとなく書き始めた文章です(笑)
結局スマホで書いたのは導入場面+αぐらいで、あとはパソコンで打ちましたが。
本編や外伝を書きながらぼんやり浮かんでいたネタの断片を取り込みつつ、あまり深く考えずに仕上げました。でもリーエらしくて、けっこう気に入っていたりします。

Posted on 2018/07/05 Thu. 16:36 [edit]

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