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空と桜と水の輪と

趣味で書いている小説の話題を中心に、気ままに綴るブログです。

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お勉強を始めました 

さて、ホワイトフィールドのメモも書いたところで(?)、先週末より本格的に改訂版『竜の宝珠』のための勉強を始めました。

ブログリニューアルしてから多分説明したことが無いと思うので書きますと……。
私が中学生の頃に書いていた、剣と魔法の世界を舞台にした典型的な(あえて本格的とは言わない)ファンタジー冒険小説、それが『竜の宝珠』です。物凄い長編構想だったこともあって(笑)全然まとまらず、途中でリニューアルをかけたりしながら、高校生くらいまでは色々いじっていたのですが……結局、全体構想からいえばまだまだ序盤みたいなところまでしか書いたことなかったんじゃないかな;;;
でも一番つきあい長くて(時点だけで言えばホワイトフィールドの最初の短編のほうが早かったかもしれませんが、そっちは個々の短いストーリーを思いついた時に書くだけだった)、ほんとにずっと書いてて、子供の頃の自分の『代表作』みたいなものだったので。
自分の創作の原点とも言うべき、一番大事な作品であり、キャラクター達です。

もともと世界観の想定に初期中世ヨーロッパのイメージが入っていたこともあり(このへん考えたのは高校生のときだったはず)、いつごろからか、この時代を舞台に歴史物として書き直せたらな、とぼんやり思っていました。
ぶっちゃけ大学で西洋史をやることにしたのはこの作品をもっとうまく書きたかったからだったりする(笑) まともに歴史物として書くまでは、そのときは考えていなかったですが。
思い切りがついたのは就職してからかなあ。院生時代の友人達と久しぶりに集まって喋ってた時に、歴史物が書きたい、とふと思って。実際に百年戦争時代のお話を一つ書いてみて……作品としての出来はともかく、自分にも歴史物が書ける、って手応えは得られたので、『竜の宝珠』も中世ヨーロッパを舞台に書き直そうと。
路線としては当初、「初期中世のとある所領を舞台にした日常系の物語」と「13世紀の少年十字軍をネタにした冒険小説」と二つ考えていて、冒険という意味では後者の方が原型に近かったのですが。自分が書きたいもの、作品の本質的なところを考えたときに、日常系の話の方が合うんじゃないかな……と気づいたので、前者を採用することに決めました。
いちおう自分の専門も初期中世でしたし。いちおうね……!(研究に関して誇れることは何もない)

で、本題(笑)
初期中世の農村について知るなら、ということで、今ごろ自分の学部時代の指導教官だったS教授の著作を読んでいるんですが、面白いんですねこれが……!
実は私、大概の歴史の概説書は読むのが苦手で。というのも、理論の飛躍や矛盾がいちいち気になって、理念モデルなんか持ち出された日には途端に書かれている事が無意味な記号の羅列にしか見えなくなるという……。おかげで基礎知識さえちゃんと頭に入れないまま、どういうわけか大学院(修士)は無事修了したのですが(就職決まっていたとはいえよく学位認定もらえたもんだ;;;)
S教授の本はそういうモヤモヤが全然発生しないんですね。もうすごく明快。こんなわかりやすいなら厚さにびびらずに(笑)学生のうちにさっさと読んでおけば良かったよ……!(対象にしている時代が自分とは違ったのと、相手が大物過ぎて読むと萎縮してしまいそうだったので(笑)読んでいなかったという……)
まあもちろん、自分が門下生(というのか?)だったから知らないうちに基礎知識が入れられてたってのはあるだろうし、一般的には難しいと言われているようなので、万人にお勧めできるものではありませんが(笑)
でも私にはすごく読みやすかった。根拠がいちいち明確なこと、議論の背景や射程が明示されていること、このあたりが理由なのかな。

お話の舞台として、当初は何となく9世紀ぐらい(カール大帝時代の終わり)と思っていて、でも初期中世らしさ=中世的要素と古代的要素の混淆?みたいなのを前面に出すならもっと早い方が良いかなと思って、例のS教授の大作が対象としている7世紀を舞台にと考えたのですが……。
この著作の結論からすると、七世紀に『所領』は早いかな……という根本的問題が明らかになったので、8世紀末ぐらいかな、と今は思っています。(まああり得ないとまで言えないと思うのですが、なるべく自然な感じにしたいので)
いわゆる古典荘園が、出来てくる途中ぐらいの時代背景を想定して。あまりガチガチに古典荘園でもなんか大変そうなので(笑)
それにしても典型的な荘園ともいうべき古典荘園が、盛期中世じゃなくて初期中世のものなんだなと……まあ知ってはいたはずなのですが、今ごろ腑に落ちた。おそい。

具体的には、カール大帝の戴冠(800年)の直前か、カール大帝がフランク王国の単独の王となった771年頃かな、と思ってます。
そのどちらかの出来事が話のエンディングあたりに来ると何となく締まるかなと思って(笑) 最初は戴冠で考えていたのですが、戴冠を機にカール大帝の政策が大きく変わったとかでも無いような気がして、そうすると単独王となった年っていうのもありかなあとか……。もしくはピピン三世が没した768年あたり?
まあ、このへんはおいおい決めますが!

あとはこの時代の農民の名前は概ねゲルマン系だったという情報を得たので、あと例の本に実物の?農民の名前がかなりいっぱい載っているので、そこから探せるかなと。
ギルはギゼルベルトかギゼルベルトゥスかなと思っている……。ネットでギルバートの古代ドイツ語形(? 何をさしているのかよく分からない;)とされるgisilbertと、本に載ってた-gisilのたぶん異形っぽい-gisel、同じく本にあった-bertusという語尾(中途半端にラテン語っぽい?)あたりからして多分そんな名前もアリだと思った。(適当)
素直にギジルベルトでもいいんだけど、若干言いにくいから、ギゼルベルトのほうがらしいかなあっていう(この時代その程度のバリエーションは何でもありじゃないかと……)。意味が誓約+輝かしい、らしくて、なんか商人っぽくて(ギルは商人設定)何となく気に入っている(笑)

異邦人でもあるギルは素直に本名からの通称でギル、ミミは捨て子+修道院出身と言うことで天使の名前からミシェル(修道院風の通称兼、彼女の場合は本名)→愛称ミミ、ほかの所領キャラはゲルマン系の本名を適当に付けつつ普段はフランス語の通り名を使うイメージで考えています。
フランス語は出来れば古フランス語にしたいけど……勉強が追いつけば;;;

こういうこと調べるの意外に楽しくてつい夜更かししてしまう……。危ない!
何やっててもそうなんだけど、楽しいって思うと時間感覚が飛ぶの何とかならないかなあ。楽しくないか、やりすぎるかどっちかなんだよね。色々工夫してセーブしようとしてみるものの……ほぼ無駄っぽい。
身体壊さない程度に楽しめる事って無いのかしら。変な悩み;

Posted on 2018/07/10 Tue. 02:53 [edit]

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